電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-20-5
消防隊員の安全管理を支援する無線警報システムの開発 -その1.要求仕様の検討-
○藤山将士・木下量介・筒井洋一郎・関 修治・山田晃久・坂本直久(モリタホールディングス)・原 晋介(阪市大)・白川 功(兵庫県立大)
 火災現場における消防隊員の死傷事故は毎年100件を超えている.隊員の安全管理を徹底して事故を防止する上で,消火活動における指揮体制の強化が課題である.2003年に神戸市で隊員4人が活動中に崩れた家の下敷きになって死亡するなど,相次ぐ消防隊員の殉職を受け,総務省消防庁は2005 年,消防力の整備指針に指揮隊配置の必要性を明記するに至った.
 消防隊員の死傷事故を低減するために,無線通信によって隊員の異常を指揮隊へ伝達する「携帯警報システム」の開発を目指した.本発表では,消防活動の特徴を鑑みてシステム構成を検討した.