電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-19-6
マルチプルアクセスFMCWレーダにおける狭帯域干渉改善効果
◎黒澤幹寛・梅比良正弘・王 瀟岩・武田茂樹(茨城大)・黒田浩司(日立オートモティブシステムズ)
高度運転者支援システム(ADAS)や自動運転では環境認識センサにミリ波FMCWレーダが用いられるが、将来、レーダ搭載車両が増加すると、レーダ間干渉により、対象物の検出率低下や誤検出が問題になる。ターゲットの誤検出となる狭帯域干渉は発生確率が小さいとされ、十分な評価は行われていない。本稿では、レーダ信号送信前に既送信FMCWレーダの有無を検出し、干渉を与えない条件でレーダ信号を送信するマルチプルアクセスFMCWレーダを提案し、従来のFMCWレーダの狭帯域干渉発生確率と、提案方式による狭帯域干渉改善効果をシミュレーションにより評価したので報告する。