電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-19-3
身体に装着した導電性織物の2.4GHz帯電磁波伝搬への影響
○馬場琢磨・島崎仁司(京都工繊大)
人体表面に送受信アンテナがある状況における電磁波伝搬特性について、導電性織物を人体表面に被せることの影響を測定している。2.4GHz帯で動作する2つの板状逆Fアンテナを人体脚部に500 mm離して設置し、脚に導電性織物を巻いて被せた場合の他、アルミシートを被せた場合、および何も被せず人体のみの場合において伝送量を測定、比較している。その結果、何も被せない状態と比べて、人体に金属を被せたほうが伝送量が増えることが確認できた。電磁波伝搬に損失を与える人体の影響を低減できる可能性を示しており、導電性織物は伸縮可能で着ることができるので、ボディエリアネットワークやウェアラブルシステムの構成に有用であると考える。