電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-23
同時多点観測可能な直流抵抗式土壌水分センサを活用したAIによる灌水技術の定量化システム
◎△安永 寿・吉野純一(サレジオ高専)
農業における「水やり」は一人前になるまでに10年かかるとされている。水やりは、灌水と呼ばれ灌水ホース、点滴ホース、スプリンクラーなどを用いる自動散水、ペットボトルやホースを用いる手散水がある。作物を栽培するのに必要な水分量は、品種や土質によって異なり、その指標は暗黙知である。この指標を定量化するために土壌水分の浸透を可視化する同時多点観測可能な土壌水分センサを製作した。本稿では、AIを用いて特定の土壌に対して灌水された水分量の予測および浸透の予測が可能なシステムの構築を検討する。この結果は、土壌水分量を把握およびAIによるモデル化を通し、土壌の透水性、水分保持力などを定量的に扱うことが可能となる。