電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-10
LoRaWANを用いた水位センサネットワーク構築における伝搬損失の検討
◎△後藤 淳・細井宏樹・前山利幸(拓殖大)・田中雅人(エイビット)
IoTにおける通信方式としてLoRaWANが注目されている.減災の取り組みとして,中小河川の水害対策に着目し,LoRaWANを用いた水位センサネットワークを構築した.中小河川は,普段は非常に少ない水量でも雨が降ると急激に水位が上昇し最悪の場合,氾濫の危険性がある.河川の管理,特に減災のためには水位のモニタリングは重要である. 水位センサとゲートウェイ間の伝搬状況を確認するため,10台の測定システムでRSSIとGPS情報を2分毎に測定する移動伝搬実験を行った.本稿ではLoRaWANを用いた水位センサネットワークの電波伝搬特性についての実験を行い,セルラーの設計指針である奥村・秦モデルによる解析を行った.解析結果は奥村・秦モデルと良い一致を得ていることを示した.