電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-2
遅延プロファイルマップによる位置推定法の基礎検討
○河口達也・市岡大知・上林真司(中京大)
 遅延プロファイルマップを用いた位置推定法の実現性を、簡易な1次元モデルを用いて検証した。提案手法は、まず、事前測定のフェーズで、位置推定エリア内のメッシュ状の各格子点において移動局が送信する信号の遅延プロファイルを測定し、データベース(遅延プロファイルマップ)を作成する。次に、位置推定のフェーズでは、各BSはMSが送信した信号の遅延プロファイルを測定し、データベースと比較してMSの位置を推定する。1次元モデル実験の結果、MSがBSの直近(0.6m以内)にあるときと、直接波と遅延波の伝搬時間差が短い(4ns以下)時は、遅延波の測定が困難であったが、それ以外の場所では、遅延時間測定誤差が1ns(距離測定誤差0.3m)以下になることを確認した。