電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-17-17
位置情報を用いた異種無線融合システムのネットワーク選択手法:大容量データ伝送におけるトラヒックリレーの伝送遅延時間の評価
○小野謙人・小野貴博・秋元浩平・亀田 卓・末松憲治(東北大)
我々は,これまで異種無線融合ネットワークにおけるスモールセル利用率向上手法であるトラヒックナビゲーションとその伝送遅延時間を改善するトラヒックリレーを提案してきた.これらの手法では,上りリンクの非リアルタイムパケットを持つUE (user equipment)は自身の位置,スモールセルの位置とその予測スループットの情報から,最も高いスループットが得られる経路に誘導される.その間,UEはマクロセル基地局にパケットを伝送せずに,スモールセルに到達後にスモールセルにパケットを伝送することで,スモールセル利用率を向上させる.加えてトラヒックリレーではUEがより早くスモールセルに到達するUEにアドホック通信によりパケットを託す.パケットを託されたUEがパケットをスモールセルに伝送することで,伝送遅延時間を短縮できる.本稿では,1回のアドホック通信で他UEにデータを渡し切れない大容量データ伝送におけるトラヒックリレーの評価を行う.