電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-17-8
遮蔽者の位置情報を活用した強化学習によるミリ波通信ハンドオーバの実測値に基づく性能評価
◎香田優介・山本高至・西尾理志・守倉正博(京大)
ミリ波通信における人体遮蔽問題への対策として,遮蔽者の位置情報,速度情報を用いて人体遮蔽を予測し事前にハンドオーバ制御を行うプレディクティブハンドオーバ方式を検討してきた.本研究では,プレディクティブハンドオーバの意思決定を行う手法として,強化学習によるアプローチを検討する.本方式により設計されるネットワーク制御装置は,平均伝送速度の最大化を目標にハンドオーバのタイミングを自動決定することが可能である.また,ハンドオーバの処理に時間がかかる場合,ハンドオーバタイミングの制御に加えてハンドオーバ実施の有無そのものを決定する必要がある.本方式により設計されるネットワーク制御装置は,ハンドオーバの処理にかかる時間に応じて,ハンドオーバ実施の有無を自動決定することが可能である.実験データに基づくシミュレーションにより,これら2つの特性を裏付ける.