電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-16-8
SDNによるMPTCPのためのIP経路制御方式の提案
◎伊津見光樹・伊藤嘉浩(名工大)
次世代のトランスポート層プロトコルであるMPTCP(MultiPath TCP)は,複数の経路を同時に使用することにより,高速かつ安定した通信を実現することができる.
MPTCPが提供するQoSは,選択された経路によって大きく影響を受ける.しかしながら,経路制御はネットワーク層プロトコルであるIP(InternetProtocol)が行い,MPTCPは既存の経路を選択するだけである.また,MPTCPとIPは,互いに独立して動作するので,IPが決定した経路がMPTCPにとって最適であるとは限らない.
本研究では,MPTCPのQoS向上を目的として,SDNを用いた経路制御を提案し,これを実装する.そして,Webサービスを対象とし,その有効性を実験により評価する.