電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-13-15
ブリルアンストークス光を用いたクロストーク抑圧OTDRによる数モード光ファイバのモード損失評価
○高橋 央・戸毛邦弘・小田友和・真鍋哲也(NTT)
モード間損失差は,数モードファイバ(FMF)を用いた空間多重通信システムにおける伝送制限要因となることが知られている.FMF伝送路のモード損失評価において,光時間領域解析法(OTDR)を用いた測定法が提案されているが,レイリー散乱過程で各伝搬モードに結合し,伝送路中(例えば接続点など)においてさらにモード変換されることを考慮すると,所望のモードの損失分布を正しく測定することは難しい.
そこで本稿では,ブリルアンストークス光を用いたクロストーク抑圧OTDRを提案し,光ファイバ中で不要なモード成分にのみ損失を与えながら所望のモードのレイリー散乱を測定する手法を検討したので報告する.