電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-46
光固有値多重を用いた超多値変調信号の伝送
◎児玉剛征・瑞木崇人・三科 健・丸田章博(阪大)
分散性および非線形性を有する光ファイバ中を伝搬する過程で時間波形や周波数スペクトルが変化しても、非線形シュレディンガー方程式(NLSE)の随伴固有値方程式の固有値は変化しない。よって、固有値は理想的な情報キャリアであり、固有値を用いた通信方式が提案されている。N個の離散固有値を持つNLSEの解であるN-ソリトン解を入力信号として用いることで、2Nの多値変調信号を生成することが出来る。本稿では、N=16の場合について、65,536値の多値変調信号の伝送シミュレーションを行い、光固有値多重によって超多値変調方式の実現可能性を検討した結果について報告する。