電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-44
位相シフト型光残留側波帯変調による光QPSK信号生成
○高野勝美・佐藤大智(山形大)・Sampath K. I. Amila(東京理科大)
光単側波帯(SSB)変調の変調光の光電界複素振幅の時間的な変化は,ベースバンド信号が2値符号でも複素平面上に面的に軌跡を描くため,複素平面上に複数のシンボル点を配置する光多値位相変調と光SSB変調は親和性がよくないと思われた.
近年,ピーク対平均電力比が小さく,片側側波帯を主とした光変調方式として,高域通過ヒルベルト変換を利用した位相シフト型光残留側波帯(PS-光VSB)変調方式が提案され,その光電界複素振幅の時間的な変化は円状であることが示された.
本報告では,複素平面上の4つのシンボルで表現される光QPSK信号を,PS-光VSB変調の円軌跡を利用して生成する方法を提案し,その変調スペクトルが主として片側側波帯であることを示す.