電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-43
Tomlinson-Harashima 符号(THP)を用いた短距離IM/DD光PAM伝送における変調器非線形補償
○菊池信彦・平井理宇(日立)・福井孝昌・高嶋重弘(日本オクラロ)
データセンタを中心としたトラフィックの急増に伴い短距離向け光ファイバ伝送の高速化が急速に進んでいる。今後もさらなる変調速度の向上とこれに伴う送受光/電気部品の帯域不足が予想される。このような帯域制限は線形デジタル信号処理で等化可能だがSN 劣化を伴うため、我々はその対策としてPAM 伝送へのTHP(Tomlinson-Harashima Precoding)の適用を報告した。一方、PAM 信号の生成に用いる光変調器の非線形性もアイ開口を不均一とし、Volttera 等化などの受信側非線形等化を行ってもSN 劣化を招く。本報告ではTHP への送信側変調器非線形補償の適用について報告する。