電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-36
注入同期法を用いた12 bit/s/Hz, 58.2 Tbit/s, 256 QAM-160 km CバンドWDM伝送
◎管 貴志・葛西恵介・吉田真人・廣岡俊彦・中沢正隆(東北大)
注入同期法は簡便な構成で高精度なデータ信号と局発レーザ間の光位相同期を実現できる。最近我々は本方式をWDM伝送に適用し、42.3 Tbit/s, 64 QAM信号を9 bit/s/Hzの周波数利用効率でC-bandを用いて160 km伝送することに成功している。今回、ラマン増幅器を導入することで伝送後のデータ信号のOSNRを改善し、多値度を256値に増大することに成功した。この改善によって周波数利用効率は12 bit/s/Hzに向上し、C-bandを用いて58.2 Tbit/sの信号を160 km伝送することが出来たので報告する。