電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-30
Probabilistic shapingコンスタレーションにおけるレーザ線幅耐力
岡本聖司・○濱岡福太郎・中村政則・木坂由明(NTT)
近年,コンスタレーション上の振幅値の生起確率を正規分布に近づける確率的整形(Probabilistic shaping: PS)による符号化技術が提案されている[1].PS符号化では振幅分布に差をつけるため,一般的に通常のランダムな分布で伝送するときよりも大きな多値度で変調を行う.多値度の大きな変調方式では位相雑音耐力が劣化する.一方,PS符号化した信号はコンスタレーションの外側の信号の確率が低いため位相雑音の影響は小さい.従って,PS符号化した信号における位相雑音の影響は明確ではない.今回,我々はPS符号化時における位相雑音耐力について,同じ情報量を有する16QAMとPS-64QAM,そして64QAMとPS-256QAMについて計算機シミュレーションにより評価し,PS符号化により位相雑音耐力が改善することを示したので報告する.