電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-28
微小生物が浮遊する水中通信路における光無線伝送でのビーム径拡大の効果
○中村一彦・小玉崇宏・塙 雅典(山梨大)
本稿では,微小生物としてmmオーダーの動物プランクトンが存在する水中通信路での光無線伝送において,水中への出射光のビーム径を拡大した効果を実験的に評価している.2%濃度の海水塩を溜めた1mのアクリルパイプ中に,海洋中で多く見られる1~2mmサイズの動物プランクトンを先行研究での海洋調査で得られた個体密度の100倍の個体を入れ疑似的に100mを模擬して実験を行った.ビーム径を1mm, 10mmとして水中光無線伝送実験を行った結果,10mmでは1~2mmの動物プランクトンの影響をほぼ0%に抑えることが可能であることを確認している.