電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-17
1480nm帯励起光源によるクラッド一括励起型マルチコア光ファイバ増幅器の励起光量削減に関する実験検証
◎松本恵一・竹下仁士(NEC)・前田幸一・高坂繁弘・杉崎隆一(古河電工)・ル・タヤンディエ・ドゥ・ガボリ エマニュエル(NEC)
光通信システムの伝送容量増大に向けて空間多重伝送技術が注目されており,マルチコア光増幅器に関する研究が盛んに行われている.マルチコア光増幅器は低消費電力化という観点から海底光ケーブルなど電力資源が限られている場面での活躍が期待されている.マルチコア光増幅器の消費電力削減に向けては,これまで980nm帯の励起光源によるクラッド一括励起方式が検討されてきた.だが,従来のシングルコア光増幅器技術では1480nm帯の励起光源を用いることで980nm帯の励起光源を用いる場合よりも高い光増幅効率が得られることが期待される.本研究では1480nm帯の励起光源をマルチコア光増幅器のクラッド一括励起光源として採用し,光増幅効率の実験的評価および電力削減効果について検討したので報告する.