電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-13
樽型クラッドMCFを用いた受動回転調心
◎齊藤侑季・林 哲也・永島拓志・豊川修平・中西哲也・佐野知巳(住友電工)
データセンタ内光配線の高密度化への需要に対して,空間分割多重技術の1つであるマルチコアファイバ(MCF)が期待されている.しかし,高精度な回転調心技術が実用化への課題である.既に,MCF端面を画像モニタリングすることで回転調心し,挿入損失(IL)が1dB未満となる低損失MCFコネクタが報告されている.一方,受動的に回転調心を行うための非円形クラッドMCFも作製されているが,高精度実装評価はあまり実施されておらず,ILは2dB未満に留まっている.本報告では,樽型クラッドMCFをV溝基板上で8芯一括高精度実装し,低ILを実現した.また,回転調心実装が可能となるV溝基板形状やMCF初期角度を理論的に解析したので,これを報告する.