電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-1
結合型マルチコアファイバ設計のための最適コア配置に関する検討
◎吉田一希・佐藤孝憲・藤澤 剛(北大)・坂本泰志・松井 隆・辻川恭三・中島和秀(NTT)・齊藤晋聖(北大)
近年,大容量伝送を可能とするため,モード分割多重伝送用ファイバの一種である結合型マルチコアファイバ(CMCF)が盛んに研究されている.CMCFは,適切にコアを配置しモード同士を強く結合させることで,受信側の負担を大幅に低減することが可能である.しかしながら,コア間に生じる結合の適切なコア配置ついては調査されておらず,結合を強く誘起することができるCMCF設計のための包括的な検討は依然としてなされていない.そこで本稿では,2コアファイバの群遅延解析を行い,強結合するコア配置について調査を行った.その際,コア間の結合はコア間距離にのみ依存することを明らかにするとともに,適切なコア間距離は曲げ半径に強く依存することを明らかにした.