電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-7-38
SNS上の情報拡散過程と投稿数の時間推移のモデル化
○塩田茂雄・南川雅人・中島圭佑(千葉大)
実社会で人々の関心事が発生すると,SNSに関連する書き込みが多数投稿され,ピークを迎えたのち沈静化する様子が観察される.この現象はSNSを介して情報が拡散する様子が投稿数の時間変化に現れた結果であると考えられる.本研究では,SNS 上の情報拡散を記述する数理モデルに基づいて,SNS への投稿数の時間推移をモデル化し,その特徴を分析する.分析の結果(1)情報拡散元の友人数(フォロワー数)よりも情報自体の価値の方が総投稿数に大きく影響すること,(2)投稿を見た人がその内容を再投稿する率(リツイート率)は現実には数パーセント程度以下と予想されること,などを紹介する.