電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-7-27
OSPF ECMPとの協調によるMPTCP複数コネクション確立手法
◎品川順哉・川原憲治(九工大)
MultiPath TCP(MPTCP)では,任意の送受信ノード間の複数経路各々にTCPコネクションを確立してSubflowとし,全Subflowを束ねて1セッションとみなすことで耐障害性やスループット特性を改善するが,その確立方式は言及されていない.一方,ネットワーク層の経路制御を司るOSPFでは,あるルータから受信ノードまでに複数の最短経路が存在する場合,それらの経路に負荷分散するEqual Cost Multi Path (ECMP) 機能を有する.
そこで本研究では,送信ノードにおけるMPTCPのコネクション確立時にECMPによる経路情報を受け取り,協調して複数のSubflowを設定する手法を提案する.