電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-7-15
一般通話の待時を許容した非常時回線留保制御による閾値設定法
◎△川合健太(工学院大)・田辺和輝・山岡克式(東工大)・馬場健一(工学院大)
地震や火災などの非常時において,安否確認や緊急通報等の大量の発呼により,現地の電話網内で輻輳が発生し接続が困難になるという問題がある.非常時における輻輳対策として,回線交換網の一部を優先通話専用として留保する回線留保制御が存在するが,既存研究では留保回線数を決定する閾値設定において,非留保回線における優先,一般通話の収容比率が各通話の到着比率に従うと仮定していたため,留保回線には未だ余剰が生じている.さらなる一般通話の呼損率の低減には,優先通話が確保可能である範囲において,留保回線数は可能である限り少ない方が望ましい.本研究では,一般通話の待時を許容した回線留保制御における,待ち行列理論を用いた閾値の設定手法を提案する.