電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-7-6
移動表明を利用した災害時情報拡散手法
◎澁谷海斗・小林亜樹(工学院大)
災害時において,通信トラヒックの増大や基地局の損壊によって既存の通信インフラが機能しない恐れがある.このような劣悪な通信環境下において,USBなどの可搬ストレージ(PS:Portable Storage)を用いて情報共有を行う災害情報システムについて検討してきた.これまで,通信相手の所在不明を前提に情報拡散の最大化を目的とし,運搬可能ノードの状態をDTNベースで収集推定した上で,運搬先の事前確率を一様分布とした手法での分析を行ってきた.しかし,実際には運搬先の表明をしてもらうことで,運搬先事前確率分布に偏りを導入できると考えられる.本論文では,このような運搬モデルにおいて,そのためのコンテンツ選出手法とその分析について報告する.