電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-6-32
通信キャッシュ効果の既存システムにおける評価手法に関する検討
○谷田直輝・明石 大・Doenhoff Jens(日立)
企業活動の国際化等により,限られた回線帯域における通信容量拡大や通信高速化を行う,WAN高速化装置の導入が拡大している. 通信キャッシュ方式のWAN高速化装置では効果が通信ペイロード・通信パターンに依存する.そのため既存システムにおいて導入前に費用対効果を検証するためには,実環境における評価が重要である.しかし,通信キャッシュは一般に通信経路上にインラインで導入されるため,導入時の通信経路切り替えにより既存システムの運用に影響が出る可能性があり,評価のみを目的とした容易な導入が困難であった.本稿では,既存システムの運用に影響を与えず,実用的な精度で通信キャッシュ効果を評価する手法の検討結果について報告する.