電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-102
MU-MIMOが適用された無線LANにおけるAP選択法に関する検討
◎山下颯磨・菅沼碩文(早大)・村上友規・鷹取泰司(NTT)・前原文明(早大)
近年,移動通信システムのトラヒック負荷軽減を目的とした,オフロードを主体とする無線LANの役割が年々高まっている.このような中で,多数の無線LAN端末が一定エリア内で利用されると,端末/アクセスポイント (AP) において干渉が生じ,隠れ端末/AP問題等に起因したシステムスループットの低下が問題となる.本稿では,MU-MIMOが適用された最近の無線LANにおいて,APが高密度に置局されたときのシステムスループット改善法を提案する.具体的には,制御エンジンにより,APとユーザの干渉状態を把握し,接続するAPを適切に指定するとともに,MU-MIMOが適用された各セルでは,スループット最大化を目的としたリソース割り当てを行う方式を提案する.また,提案方式の有効性を,システムスループットの観点から,最大RSSIのAPと接続し,ランダムにリソース割り当てを行う通常方式を比較対象にとって,計算機シミュレーションにより検証する.