電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-93
920MHz帯RFIDを金属棚で使用した場合の電波伝搬・読取り率特性
◎舟山空良・山尾 泰(電通大)
RFID (Radio Furequency IDntification)は,流通等で広く使用されることが期待されているが,価格等の情報を扱うためには通信の信頼性の確保が課題である.本研究ではRFIDを金属棚で使用した場合に周囲環境がRFIDの読取り成功率に与える影響を調べるため,FDTD (Finite-Difference Time-Domain) 法を用いてリーダ・ライタ(R/W)からの電界強度を解析するとともに,実際のRFタグを用いた読み取り実験により検証する.FDTD解析により,周囲環境により定在波が発生していることがわかった.次に読取り成功率の測定結果より読取りが行えない位置が定在波の落込み位置と一致することがわかった.周囲環境により発生した定在波が読取りに大きな影響を与えることを確認した.