電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-80
WR-OFDMのフェージング環境下におけるビット誤り特性
◎井上 凌・高畑文雄(早大)
OFDM信号における帯域外輻射を抑圧する技術の一つとして,WR-OFDM (Windowing and Restructuring-OFDM) が提案されている.WR-OFDMでは, OFDM信号におけるシンボル間の波形不連続に起因する帯域外輻射を抑圧すべく、送信側においてOFDM信号に窓関数を乗積し、WR-OFDM信号を生成する.受信側では,窓関数によって破損したデータ部の信号をガードインターバル区間の信号で置き換えるので,遅延波耐性がOFDMと比較して弱くなると考えられる.本稿では、WR-OFDMにおける帯域外輻射の抑圧効果に加えて、周波数選択性レイリーフェージング環境下におけるBER(Bit ErrorRate)特性を取得し、帯域外輻射の低減と遅延波耐性がトレードオフの関係になることを定量的に明らかにする.