電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-71
帯域分割並列信号処理による広帯域非線形補償
○阿部友希・山尾 泰(電通大)
近年,高速化・大容量化の通信を可能にする第5世代移動通信システム (5G) の研究開発が進められている.5Gでは無線通信帯域の拡大に加えて,より高い伝送精度が必要な高次の多値変調が使用されるため,増幅器 (PA) の非線形補償が課題である.ディジタルプリディストーション (DPD) が従来から広く用いられているが,原信号の3~5倍の信号処理帯域幅を必要とするため,広帯域の無線信号を扱う場合に標本化周波数への要求が厳しくなる.そこで本研究では,標本化周波数の要求値を半減できる帯域分割並列信号処理DPDを提案し, 補償効果を計算機シミュレーションによって検証した.