電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-68
中継ノード間干渉を考慮したバッファ利用全二重協調通信
◎三科達也・杉浦慎哉(東京農工大)
本稿では中継ノードにデータバッファを用いた協調通信において,中継ノード間干渉がある場合にも高信頼と低遅延を同時に実現する通信手法を提案する.提案手法では1つの中継ノードで宛先に送信,送信を行うノード以外のすべての中継ノードで受信を行う.その際に生じる干渉を各中継ノードにマルチアンテナを搭載し,送信を行う中継ノードでは最大比合成による重み付けを,受信を行う中継ノードで最小平均誤差による重み付けを行うことで中継ノード間干渉の除去を行う手法である.数値シミュレーションによる性能評価を行い,提案手法は従来手法と比較して高い信頼性と低遅延を達成できていることを明らかにする.