電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-47
2ユーザ重畳信号へMUDとSICを併用する位相回転NOMA
○張 裕淵・府川和彦(東工大)
近年,非直交多元接続(NOMA)は高い周波数利用効率が得られるため,次世代無線通信(5G)のマルチアクセス方式の候補として検討されている.下り回線の場合,複数のユーザ信号を含む受信信号に,SIC(Successive Interference Cancellation)を用いて信号検出を行う.また,MUD(Multi-User Detection)の適用も検討されている.しかしながら,重畳された信号点間の最小距離が短い場合,いずれもビット誤り率(BER)特性が劣化する.本稿ではユーザ信号を位相回転した後重畳する位相回転NOMAを検討する.さらに受信側ではMUDとSICを併用することでBER特性を改善する.計算機シミュレーションにより提案方式の有効性を明らかにする.