電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-34
複数キャリア対応セルラードローン無線中継システムを用いた遭難者の位置特定-無線中継装置-
○太田喜元・藤井輝也(ソフトバンク)
冬山登山等における遭難者の位置特定手法として,遭難者の所有するGPS機能付携帯端末の位置情報をネットワーク上から取得する方法が検討されている.この場合,携帯端末は移動通信サービスへの接続が前提となり,雪中深くに埋没した携帯端末やサービスエリア外で圏外となる携帯端末では利用できない.このような携帯端末との通信を迅速に確保する手段として,2016年度,当社では単一キャリア対応ドローン無線中継システムを用いた遭難者の位置特定システムを開発し,実証実験を実施した.一方,遭難者が所有する携帯端末のキャリアに限定されない複数キャリア対応のドローン無線中継システムが期待されている.本稿では,複数キャリアの基地局からの電波を時分割で切り替えて中継することで,複数キャリアの携帯端末に対応したドローン無線中継システムを開発したので,その概要を説明する