電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-28
低SHF帯Massive MIMO向け低演算量デジタルビームフォーミング
○奥山達樹・須山 聡・村岡一志・増野 淳・奥村幸彦(NTTドコモ)
第5世代移動通信システム(5G)では,超高速・大容量化を実現するためMassive MIMO技術が導入される.低SHF帯(3~6 GHz)では高SHF帯(6~30 GHz)と比較して帯域幅も比較的狭いことなどから,フルデジタルMassive MIMOの早期適用が視野に入る.フルデジタルMassive MIMOは,比較的自由にビームフォーミング(BF)アルゴリズムを適用できる.時間領域でBFを行い等価チャネルに対するプリコーディングを行うデジタルFBCPや,周波数領域で伝搬チャネルの特異値分解に基づくBFを行うEigen-based Zero Forcing (E-ZF)が提案されている.素子数の増加に伴いプリコーディング時の演算量が増加する.本稿では,複数のデジタルBFアルゴリズムを演算量の観点も含めて特徴を述べ,そのシステムスループットを明らかにする.