電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-10
5G超高密度分散アンテナシステムにおける大容量化技術の実験的検証-協調送信と非協調送信の比較検証実験-
○小林崇春・筒井正文・伊達木 隆・関 宏之・箕輪守彦(富士通)・秋山千代志(富士通研)・奥山達樹・増野 淳・須山 聡・奥村幸彦(NTTドコモ)
2020年頃の実用化に向けて第5世代移動通信システム(5G)の研究開発が進められている.5Gではシステム容量(単位:bps/Hz/km2)を1000倍以上にすることが要求条件となっていることから,我々は,高トラフィックエリアに分散アンテナを高密度配置し,集約ベースバンド基地局から集中制御する超高密度分散アンテナシステムによる大容量化技術の検討を進めている.現在,超高密度分散アンテナシステムの検証を実施する実験システムの開発を完了し,富士通新川崎テクノロジースクエアに常設した実験サイトにおいて検証を実施している.これまで4送信点(TP: Transmission Point)計4アンテナを用いた2UEに対する協調Multi-User MIMO (MU-MIMO)の検証結果について報告している。本報告では、TP当たりのアンテナ数を2に拡張した4TP計8アンテナ構成において,TP間協調を実施しない場合に対する協調MU-MIMOによるスループット改善効果について明らかにする.