電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-29
複数台車を考慮した磁気浮上鉄道による沿線の通信線の鎖交磁束の周波数スペクトル解析
○酒井芳将・西方敦博・徳田正満(東工大)
磁気浮上鉄道が走行する際,電磁誘導により沿線の通信線の電圧が変動することで通信障害などの影響が出ることが危惧されている.筆者らは,特異値分解を用いた差分法アルゴリズムを製作し,通信線の誘導問題を解く方法を検討してきた.本検討では,8個の超電導コイルによる通信線の鎖交磁束の時間変化を計算した結果にデルタ関数列を畳み込む処理を行うことで,複数台車を考慮した通信線の鎖交磁束の周波数スペクトルを得た.その結果,沿線に発生する低周波磁界が台車長さに起因するものであることを明らかにした.