電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-20
定常ウェーブレット変換を用いた不整脈を含むウェアラブル心電図信号における体動ノイズ除去
◎△小池啓介・王 建青・安在大祐(名工大)
 近年,高齢化や医師不足の問題に伴い,人体無線網(BAN: Body Area Network)の医療・ヘルスケア分野への応用が期待されている.応用例として心電図信号の常時モニタリングが挙げられ,自身の健康状態の把握や心疾患の早期発見に繋がる.しかし,心電図信号の常時モニタリングを行う際に問題となるのは,体動ノイズが重畳されることで心電図信号が劣化することである.本研究室では,これまでにリアルタイムで体動ノイズを除去するために定常ウェーブレット変換を用いている.しかし,問題点としては心室期外収縮(PVC: Premature Ventricular Contraction) に代表される不整脈の検出が困難であることが挙げられる.そこで本研究では,PVCを検出するための新たなアルゴリズムを考案し,その有効性を示す.