電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-18
マイクロ波聴覚効果を用いた音声伝送における変調方法に関する検討
◎久嶋航平・星 智也・多氣昌生・鈴木敬久(首都大東京)・佐々木謙介・和氣加奈子・渡辺聡一(NICT)
マイクロ波聴覚効果[1]は音声伝送に利用できる可能性があり、実験による検討も報告されている [2]。しかし、効果的な伝送方法の詳細は明らかでない。一方で人体モデルを用いた数値解析によって、人体にマイクロ波パルスを照射した際の蝸牛での圧力が明らかになっている[3]。本検討ではマイクロ波パルス列の振幅やパルス間隔を音声波形に基づいて変化させ、音声伝送を行う方法(以下、変調方法)について検討し、知覚される音声を数値計算によって推定した。異なる3つの変調方法を用いてマイクロ波聴覚効果を用いた音声伝送について検討を行ったところ、パルス振幅変調で高いパルス繰り返し周波数を用いた場合で音声が聞き取り易かった。一方、パルス振幅位置変調では、平均電力を抑えることができることが示唆された。