電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-14
近傍ばく露条件における埋め込み金属プレートによるSAR上昇評価
○松田映美・日景 隆・山本 学・野島俊雄(北大)・長岡智明・渡邊聡一(NICT)
体内に金属を埋め込んでいる場合,電波防護指針値以下のばく露でも局所的な比吸収率(SAR)上昇の可能性が示唆されている.金属プレートや植込み型医療器等の装着者が該当し,指針適用性の検討が重要となっている.
先行研究において,下顎骨折治療の場合など2枚の金属製プレートが平行に埋め込まれた場合に,その空隙部においてSAR 値が上昇する可能性があることが報告されている.本稿では6GHz以下のマイクロ波帯電波の近傍ばく露条件を想定し,人体頭部ファントムに埋め込んだ2枚の金属プレート空隙部におけるSAR上昇について周波数特性を推定する.