電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-5
強磁性箔体の複素比透磁率推定法における試料幅の影響の検討
◎水田英樹・西方敦博(東工大)・栗原 弘(TDK)
簡易で高性能な磁気シールドの実現のために強磁性金属箔体の正確な特性評価が必要となる.
先に開発した微小コイルと磁気センサを用いた磁気シールド効果測定系は無限平板を仮定した理論式に基づいているため,有限幅の試料を回り込む磁界の影響により比透磁率が見かけ上変化することがわかった.そこで有限要素法によるシミュレーションと無限平板理論式によって試料幅の影響と必要な幅の検討を行ったところ,試料幅50mmでは無限平板と近似したときに比透磁率の値が少し低下するが,幅140mmならば無限平板と同等の測定が可能であるとわかった.