電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-3-24
スペクトラム圧縮伝送に適用したMLD用チャネル推定の伝送品質に与える影響
○白井 基・小俣澄夏・杉山隆利(工学院大)
無線通信に適した周波数帯域の逼迫問題から,新規のシステムに新たな周波数帯域を割り当てることが困難となっている.そこで,周波数利用効率を向上させるために,スループットをできるだけ維持しつつ,変調スペクトラムの所要帯域幅をナイキスト帯域未満に狭帯域化し伝送するスペクトラム圧縮伝送が検討されている.従来のスペクトラム圧縮伝送ではスペクトラム圧縮で生じる符号間干渉に起因する伝送品質の劣化を誤り訂正技術を用いることで改善し,周波数利用効率が向上することが示されている.本稿では,さらなる伝送品質の改善のために誤り訂正に加えてMLD(Maximum Likelihood Detection)を適用したスペクトラム圧縮伝送において,チャネル推定が誤り率特性に及ぼす影響を計算機シミュレーションにより評価した.