電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-3-22
高層ビル郡環境におけるGPS受信電力に基づく入射角および反射回数推定モデルの提案
◎△早川俊成・村井宣文・杉山隆利(工学院大)
近年GPS衛星を使った測位が広く普及をしている.しかし高層ビル群環境では反射波の受信によって測位精度が劣化する問題がある.これを解決する既存技術として仰角マスクがあるが,高層ビル群環境においては測位に利用できる衛星数が4機未満(測位不能)となる可能性がある.そこで仰角マスクによって測位演算から排除されていた反射波を積極的に利用することで必要なGPS衛星数の確保を図る.そこで本稿ではGPS衛星からの受信信号電力からGPS受信機への入射角と反射回数を推定するモデルを提案し,提案モデルを用いた測位誤差改善効果を計算機シミュレーションによって評価する.