電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-3-17
衛星コンステレーションにおける大気状態を考慮したRF/FSOハイブリッドルーティング方式
◎金家由樹・萬代雅希(上智大)
自由空間光通信(FSO: Free Space Optics)は雲や大気の影響を受けやすく,地上局(GS: Ground Station)と衛星の間に雲がかかっているような場合において通信が途絶する問題がある.電波(RF: Radio Frequency)通信では,大気現象による減衰を受けにくい.従来の通信方式では,衛星-GS間のFSOが大気現象の影響により確立不可である場合,RFにより地上にデータを転送する.ただし,RFによる通信はFSOよりデータ転送速度が大きく低下する.[1]は,各衛星がGSとの通信時間内に送信し切れないデータを後続の衛星に送信するトラフィックコントロールを提案している.本稿では,衛星コンステレーションでのFSOにおける雲の影響を軽減し総送信可能データ量の増加を目的としたRF/FSOハイブリッド迂回ルーティングを提案する.