電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-25
有効期間外のエフェメリスを用いた衛星測位予報におけるシミュレーション精度の検証
○江森洋都・古川 玲・吉敷由起子(構造計画研)
衛星測位の精度は,衛星数,衛星配置と観測情報の品質に大きく依存する.特に都市部では,対応する衛星システムと日時に応じた観測地点での衛星配置による利用可能な衛星数や,周辺の建物環境によって,高精度測位が利用可能かどうかは決まる.衛星測位に用いられるエフェメリス(精密軌道歴)は通常2時間の有効期間を設けて利用されるため,従来は比較的精度が低い2行軌道要素(TLE:Two Line Element)を用いて,おおよその衛星位置を推定して将来予測を行っていたが,エフェメリスにはTLEより精度の高い軌道情報が保持されているため,本稿ではエフェメリスの有効期間の制限を取り除き,将来予測を行った.