電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-17
LIDAR観測による航空機の後方乱気流の循環強度の推定について
○藤井直樹・吉原貴之・瀬之口 敦(海上・港湾・航空技術研究所)
国際的な航空需要の高まりのなか,混雑空港の処理容量拡大のために,ICAO(国際民間航空機関)では,現在の先行機によって生じる後方乱気流の影響を避けるための後続機に対する管制間隔基準改訂 (RECAT: Re-Categorisation) の検討が行われている.当所おいても,改訂案が我が国の環境下において適当かどうかについて検証するために,後方乱気流を測定するLIDAR (Light Detection And Ranging) 装置を羽田空港内に設置し,RW34Lに進入着陸する航空機によって生じる乱気流の観測を継続的に行っている.
航空機の進入着陸時における管制間隔の設定に当たっては,乱気流の循環強度を計測し,その強度と継続減衰時間を推定する必要がある.ここでは,LIDAR観測から循環強度を推定したので,その手法及び結果などを報告する