電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-8
分散コヒーレントMIMOレーダによる捜索能力向上について
○高橋龍平・松田庄司・鈴木信弘・若山俊夫(三菱電機)
N個の送信サブアレーを分散配置する分散レーダでは,同一波形を送信する従来レーダ方式ではなく,各サブアレーより直交波形を送信するMIMOレーダ方式を用いることで,ボリューム捜索能力を高めることができる.本稿では,捜索レーダ方程式を用いて従来レーダ方式とMIMOレーダ方式を比較する.この結果,分散レーダでは,所定角度覆域を照射する送信利得が,従来レーダ方式よりもMIMOレーダ方式の方が高いことにより,MIMOレーダ方式の探知SNRが高くなることを示す.これより最大探知距離延伸や平均送信電力低減が可能なことを議論する.