電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-4
位相相関と形状に基づく特定地物へのPersistent Scatterer対応付け手法
○田中大地・生藤大典・宝珠山 治(NEC)
本稿ではPS点の分布形状と地物との形状の類似性と, PS点間の位相相関を利用した, Persistent Scatterer(PS点)と地図との対応付け手法を提案する. PS点は, Persistent Scatterer Interfeormetry (PSI) は, PS点と呼ばれるSAR画像上のノイズが少ない画素の位相を時系列解析することによって,変位をミリメートル精度で把握できる技術である. しかし, PS点にはSAR画像特有の歪みがあり, 各PS点で得られた変位が, どの地物の変位を示しているのか対応付けにくいという問題が有る. 提案法では位相相関とPS点分布形状を併用することで, 歪みの影響が顕著な場所においても地物と対応づいたPS点群を抽出できる. 実データを用いた実験により, 都市部においても道路部分のPS点を抽出できることを示す.