電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-165
2次元平面波展開に基づく単一面FIAFTAを用いた近傍界遠方界変換
◎大見峻太郎・宇野 亨・有馬卓司(東京農工大)
アンテナの遠方界特性をコンパクトに測定するための手法として、アンテナの測定近傍界からその遠方界を推定する近傍界遠方界変換手法は広く研究されている。変換手法の一つとして、近傍での測定点やプローブの偏波を任意に設定できるFast Irregular Antenna Transformation Algorithm (FIAFTA)と呼ばれる手法が近年提案されいる。本稿では、2次元Fast multipole method (FMM)に用いられる平面波展開(2次元平面波展開)を応用することにより、単一面FIAFTAを提案する。同手法は任意の位置・偏波で測定された単一面上の近傍界から、同一面上の遠方界を推定する手法で、FIAFTAの柔軟性を保ちつつ、単一面の遠方界推定のコストを大きく削減することができる。