電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-154
マイクロ波受信電力と収縮期血圧の相関性の評価
◎岸本一真・本間尚樹・岩井守生・小林宏一郎(岩手大)・佐藤 敦(エクォス・リサーチ)
近年,日本では少子高齢化が加速している.生活の質の向上や病気の早期発見の観点から,従来技術である血圧計や活動量計と異なり非接触で,かつカメラやセンサーマットと異なり精神的な負担や測定範囲の制限のない,マイクロ波を用いたバイタルセンシングの研究需要が高まっている.しかし,これまでマイクロ波では呼吸や心拍などの推定が可能であったが,血圧の推定は至っていない.よって本研究では,マイクロ波のドップラー応答と実際の血圧の連続的な同時測定によって,両者の相関性について評価を行った.実験結果から,反射波の電力値と収縮期血圧の間には正の相関傾向があると考えられ,高調波成分において,より高い相関が認められた.