電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-146
前後状態を考慮したMIMOアレーによる生体行動識別法の高精度化
○笹川 大・本間尚樹(岩手大)・中山武司・飯塚翔一(パナソニック)
著者らは安否確認システムとしてMIMO (Multiple-Input Multiple-Output) レーダを用いた生体状態推定法や生体行動推定法を提案している.同手法は生体の高さと反射断面積 (RCS: Radar Cross Section) を推定し軌跡を描き,軌跡認識アルゴリズムを適用することで行動を識別する.しかし,同手法の識別精度としては80%程度となっており,より高い識別率を達成する手法が必要である.本報告では,MIMOアレーを用いた生体行動識別法について,行動前後の生体状態を考慮することで行動推定精度を高める手法について提案し,実験により識別率の評価を行った.実験結果より,行動前後の生体状態による補正を行うことで6行動を91.2%の精度で識別できることを明らかとした.