電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-111
縮退分離六角形断面導波管円偏波放射開口アンテナの不要共振除去
◎和井秀樹・戸村 崇・広川二郎(東工大)
近年, 高速な無線通信のために, 広い帯域幅を利用できるミリ波帯が注目されており, 円偏波を用いた60GHz帯の57-66GHz (14.6%) を使用する固定無線システムが検討されている. 著者らはモーメント法による放射部の高速解析手法を提案し, GA (Genetic Algorithm) で2x2 素子サブアレーを広帯域設計した.反射-14dB 以下かつ軸比3dB 以下の帯域幅が4.8%から14.5%になった. しかし, 設計帯域内の61.18GHz 付近で利得が急峻に低下する. これは±37 度方向に−17dB のサイドローブが発生しているためである.
本報告ではこのサイドローブ発生の原因を特定し, 利得低下を設計帯域 (57-66GHz) 外へとシフトさせて設計できたので報告する.