電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-77
広帯域特性を目的とした電波吸収体のロバスト最適設計に関する検討
◎石井佑佳・道下尚文・森下 久(防衛大)
近年,広帯域特性,斜入射特性及び両偏波特性など使用用途に応じて優れた特性を有する電波吸収体が多数設計されている.これらは要求性能を満たすため,最適化により設計変数を決定している.しかしながら,これを厳密に満たすよう電波吸収体を作製することは容易ではない.そこで本稿では,電波吸収体の広帯域特性に着目するとともに,設計変数に対してロバスト性を考慮した最適設計を検討した.その結果,ロバスト性を考慮した場合も,電波吸収量20 dBという指標に対して,十分に広帯域特性を有する電波吸収体を設計できることが明らかとなった.また,各設計変数に対して±3σのばらつきがある場合でも,無いときと同程度の広帯域特性を得られることが分かった.